入会基準について
新年度より、中学生の会員数増にともない中学生からの新規入会については一定の基準を満たすことを条件とさせていただきます。学研教室での学習は自主性が求められ、指導者が手取り足取り勉強を教える塾ではないためです。
学研教室では、わからない問題が出てきた場合、教えてもらうのを受け身で待っていても解決できません。自力で見直しやり直しをする力、宿題を言われなくてもできるなど、学力以前に学習の進め方、学習に向かう力が求められます。
イメージと違うかもしれませんが幼児教室もやってるから、ゆるい学習塾…ではないのです。
当教室では小学生のうちに、「学ぶ力」が自然に身につくことを指導面で重視しています。幼児や小学校低学年から入会した子が中学に上がる頃には、かなりレベルの高い「学ぶ力」が身についています。そこについてこれる子でないと中学コースは少し厳しいと感じて今回の基準を設けることとしました。
「学ぶ力」を細かく上げると
- 説明を読んで理解する(理解しようと文章と向き合える)
- わからない言葉・漢字を自分で調べる
- 解き方がわからないときに質問をする
- 正解すればOKではなく「なぜ」を考えることができる
- 他の人が読める字を書く
- 言われなくても計画的に宿題を片付ける
これらの力は塾に入ればすぐに身につくものではありません。
定期テストの成績を上げるという点では遠回りになっても、大人になってから必要となる、仕事や子育てあるいは趣味のために「学習する力」「自ら成長する力」を身につけることを大切にしている学研教室だからこその方針となります。
入会基準
[中学生からの入会基準]
- 学校の宿題を言われなくてもできる
- 本人に学習の意欲がある
- 診断テストの結果(基礎内容の理解)
[小学生から継続の場合]
- 入会から1年以上経過
- 宿題提出率が基準を満たすこと
まとめ
学研教室の中学コースは自主性と自己管理能力が求められます。学習意識が高いか、学習の型がしっかり身についていないと、ただプリントをこなすだけの作業になり成績も上がりづらいです。「勉強が嫌い」「宿題すらやらない」といった子で中学から学習塾を検討されるならマンツーマンでサポートの手厚い個別指導の学習塾をおすすめします。
また、一人ひとりの学力に合わせてわかるところからスタートになるので小学生の範囲がままならない状況であれば、ペースアップはなかなかできないのが実情です。
逆に、学習の型が身についている子にとって学研教室の学習は、非常に効率が良い学習方法と自信をもっておすすめできます。学力を上げるために必要なのは、良質な講義を聞く以上に、無理なく、無駄なく、抜けなくどれだけ効率的にどれだけの量を”自習”できるかです。
高校に受かるためだけの学力ではなく、大人になっても活きる「学ぶ力」を身につけてほしい…
小学生のお子様がいらっしゃる保護者様は、小学生のうちに入会を是非ご検討ください。