幼児コース
学研教室はいつから始めるのがいいのでしょう?という質問をいただくことが多いですが、つまずいてからではなく幼児から学研教室を始めるのがいちばん理想的と断言します。
3~5歳はいろんなことに興味を持ちはじめ素晴らしいスピードで吸収していく時期。
しかも、この時期に身についた習慣は大人になっても忘れることがない、まさにゴールデンエイジと言われています。
コースと教科
当教室の幼児クラスは下記3コースから選択することができます。
◆週1回さんすう・こくごコース(年少・年中・年長)
◆週2回さんすう・こくごコース(年少・年中・年長)
◆週2回さんすう・こくご・えいごコース(年長)
ご入会の条件はひとつだけ『1人でトイレにいくことができる』ということです(^^;
ひらがなが読めなくても、落ち着いて勉強できるか不安でも大丈夫です。
まずは、週1コースで楽しみながら学習をはじめてみてください。
1人でプリントを読んで取り組むことができるようになったら週2コースで小学生と同じ時間帯に学習することを強くおすすめします。おにいさん・おねえさんの学習する様子を習って、どんどんできることが増えていきます。
幼児クラスの指導方針
幼児期の学習で大切なのは、もじやかずを覚えることよりも学習の土台を作ることにあります。
具体的には…
- 集中力・記憶力・想像力・忍耐力などを身につける
- がんばったらできた!という経験をたくさんする
- 身の回りの生活や遊びと学習を結びつける
といった、目に見えない力を養い、経験し、好奇心を育てることが重要です。このはっきり見えない部分の成長が小学校の学習内容の理解度に大きく影響します。
学研の教材では「ことば・かず」も当然学習していくのですが、重視しているのは知識の詰め込みではなく学習の楽しさを知ることです。
これは教室だけではなく、過ごす時間が長いご家庭での取り組みも重要になってきますので、「どうすれば学習を楽しむことができる子になるか」というヒントをお伝えすることも重視しています。
入学準備は必要?
幼児のうちから勉強なんて、、、という声もよく聞きます。実際、学研教室を始める前の私もそうでした。
・1年生の学習内容程度でつまずくわけがない。
・学校で何時間もかけて丁寧に教えてくれるのにわざわざ塾に通わなくても。。
・できなくなったときに教えてあげればいいじゃないか。
などと、自分は低学年の頃は塾に行くこともなく親に勉強しろとも言われることなく学校の勉強ができていたという記憶から簡単に考えていました。
ですが、つまずいてしまった後で勉強が嫌いになり、苦しい思いをしながら学習に取り組んでいる子どもたちの姿を目の前にすると、幼児期に学習への向き合い方を覚え、学校の授業がすっと頭に入ってくるための準備も必要だな、という思いに次第に変わりました。
学校では懇切丁寧にできるようになるまで教える、というところまで手が回っていません。学習した内容の定着については「あとはご家庭での取り組みをしっかりお願いします。」とならざるを得ません。
さらに、私達親世代が子供の頃に受けていた授業のイメージとはまったく次元が違っていて、先生が知識を与えるだけの一方的な授業ではなく、子どもたちに考えさせ、表現させるといった難易度の高い授業の進め方になっています。
算数の授業は、ほぼ作文です。余裕を持ってできる子はどんどん吸収して伸びていく一方で、読み書きが怪しい子はノートを写すことで精一杯。できている子のノートをみて、先生の板書を見てとりあえずノートになにか書き込んでいる。そういった子は意味を理解できている顔には見えませんでした。
ちなみに、私の娘は小1のころ算数が苦手なようでした。数量感覚がなかなか掴めず学研の教材をくしゃくしゃにすることもありました(笑)3つの数の計算・くり上がり・くり下がりは途中でギブアップ、10までのたし算・ひき算をやり直して3回目の取り組みでなんとか理解し、学校の授業でなんとか習熟度を上げることができたという状況です。
それでも早めに学習を始めていたおかげで、得意科目とまではいきませんが「算数が好き!」と言ってくれるまでになりました。
そんな私の実体験からも早めに準備を行っていてよかったと身にしみて感じています。苦手に気づくことができたことが一番助かりました。どこでつまずくか分からない子供のために学習の保険をかけるつもりで検討されると良いとおもいます。
保険なので使わないこともあるでしょう、ですが入っておくと少し安心できますよね。