面談の振り返り~
秋期と言いながらも12月まで差し掛かって、ようやく終わりました。保護者の皆様ご協力ありがとうございました。
今回の面談は10月、11月と立て続けにおこなった2つの学力診断の結果報告がメインになりました。
小学6年生のお子様を持つ保護者の方には中学コースの説明もあわせて行いましたが、今のところ全員が中学生になっても継続の方向で前向きにご検討いただいており、大変うれしく感じています。
1年以上教室に通ってくれている子どもたちも増え、学力の向上や子どもたちの成長を具体的に報告できるようになってきました。学習に向き合う姿勢の変化をお母さんも少しずつ感じてきているようで、笑いあり、うれし涙ありの面談ウィークになりました。
前回の面談は休校期間開けてすぐの6月下旬に実施しましたが、そのときはお母さん方も疲れ果てて不安そうな顔をされていたのをよく覚えています。
その頃に比べると、皆さん言葉では不安を口にするものの表情に明るさが少し戻ってきたようで、わたしも一安心です(^_^)
明日の学力診断の結果
まずは、10月に行った「明日の学力診断」についての結果ですが、このテストは算数・国語といった教科の枠にとらわれることなく、思考力や判断力・表現力を調査するテストになっています。
計算力・受け身で得た知識だけでは太刀打ちできない、これからの子どもたちに求められている力を伸ばすためのテストです!
そして『あすがく』には学習に関する意識調査も含まれています。
実は、このアンケートが指導の上でとても重要なアイテムになっています。
勉強に対してどう思っているかが分かると声掛けの仕方も変わってくるのです。そこを丁寧に保護者の方に説明させていただきました。
秋の学力診断の結果
つづいて11月に行った、学力調査のご報告。
こちらはコロナでの休校期間中に学校で学習する予定だった単元も含め、学習内容に漏れがないか確認するために全国の学研教室で一斉に行われたものとなります。
学研教室を1年以上続けている子はしっかりと学力を伸ばすことができていました。忘れていたり弱かったところはしっかり復習します。(^_^)
意外だったのは、学年相当の級・集に追いついていない子でも「学校の授業で先生が説明していることが分かるようになってきた」という声も聞けて、実際に前学年の内容がボロボロなのに現学年の問題はかなり正解できているという子もいました!
心配していた子が着実に成長している、というのは本当にうれしいものです。
そして私の宿題が増える
面談を行うと、その場ではできなかった悩みへのアドバイスや、もう少し詳しく説明したかったことなど、色々言い足りないことが出てきます。
当然、学習意欲が上がった子ばかりではないので、その子に対する指導のあり方も見つめ直さないといけません。この宿題について考え悩む時間がとても楽しい♪
学研教室の先生をやっていて一番やりがいを感じる時間でもあります。
そして、今回の面談を通して改めて感じたのは・・・
『学習に向き合う姿勢が良くなってきた子のお母さんは、子どもの学習を見守る姿勢が変わってきている』
ということ。
「最近、怒ることがなくなってきた」
「宿題しなさい!と、いちいち注意しなくなった」
「やるべきことだけ伝えて、あとは子どもに任せている」
などなど…
前回の宿題の回答をしっかり受け取ってくださっていることに感動♪
なので、今回も頂いた宿題をひとつでも多く保護者の方に提出できるように、あれこれ考えてみたいと思います。