…とはなりません。
将来子どもたちが社会に出た時のことを考えてみましょう。
「あぁ、あのコロナ世代か。じゃあこの漢字を読めなくてもしょうがないな。」
とは、誰も言ってくれません。
授業日数が少なくなっても子どもたちが将来、社会に出て活躍するために身につけなければならない知識は減ることはないのです。
子どもたちが可哀想…公平な教育環境を…でも夏休みがなくなるのは…
そんなことを憂いていても子どもたちは何も変わりません。
自分の力でどうにもならない問題を悔やんだり嘆いたりするのではなく、
今、子どもたちにできる精一杯のことを考える。
それがわたしたち親の責任ではないでしょうか?
この休業期間で何が起こったのか
さて、この数ヶ月で起こった教育環境での一番の変化は
家庭学習ができるかどうかの違いにより学力格差がより一層大きくなったということです。
学校から出された多量の課題をやりきることができたか、できなかったか。
のように、表に見える学力の格差ではありません。
この宿題については、学校の先生も「必ず“全部”やってきなさい」とはおっしゃってはいなかったはず。
家庭で学習する時間を確保できるように、学習することがなくなって遊んでばかりにならないようにと
勉強ができる子でもなかなか大変なボリュームを宿題として出されたのだと思います。
大切なのは、今回の宿題を家庭でどのように取り組むことができたか
日頃から家庭学習の習慣がついている子であれば
わかっていることでも何か吸収できることがあるのでは?
と今まで得た知識の成熟を図ることが勝手にできているし、
知らないことが出てきたら自分で調べようとしたり
興味の引き出しをどんどん開いていく学びができたと思います。
逆に親にうるさく言われながらヤダヤダと言いながら取り組んだ子は
同じ課題をやっているのに吸収できたものは雀の涙ほど…
「わからーん」
「おかーさんおしえてー」
と自分で考えようとせず、親が疲弊するだけの学習になっていませんでしたか?
会員さんに限らず、いろいろな保護者の方の声を耳にして
この学びに向かう姿勢の違いが一番の格差と感じました。
家庭で学びに向かう力を育てるのは親にしかできません。
どうすればいいかお困りでしたら、ご相談ください。
学研の教材がその手助けになると思います(^^)